「松江北高１６期還暦同窓会」

報告：北４＝高１６期　松本耕司

 

昭和２１〜２２年生まれの１６期（北高卒業では４期目・・・入学時９組４５１名）は、今年還暦を迎え、去る７月１５日（土）、松江で学年全体の還暦同窓会を開催した。

松江では金平憲同期会会長のもと１年前から幹事会を組織し、５０名近い尋ね人の調査を含め準備をすすめてきたが、当日は、お盆の時期をはずれている割には丁度１００名の参加があり、和気あいあいのうちにお互いの還暦と無事を祝いあった。

この拙文は、当日のメモ程度のものであるが、これから還暦を迎えられる後輩の皆様のご参考になれば幸いと思い、あえて寄稿させていただいた。

 

＜期日：７月１５日（土）＞

１．ゴルフコンペ：　７：３０スタート（於：玉造温泉カントリー）

参加：２０名　優勝（ダブルペリア）：木村隆司氏　グロス８５

 

２．還暦厄払い：　１６：３０集合　賣布（めふ）神社（新大橋南詰）

出雲国風土記に登場する古社で、「めふ」とは海藻や草木の豊かに生育している様子をあらわし、１３世紀に現在の地に、その後は水郷松江の産土神として鎮座してきた歴史を有している。

そんなことは露知らず、同期の善男善女４５名が集合、青戸宮司さんの有り難いお払いと祝詞をいただいて心身の穢れを払い落とした。いただいた賣布神社のお守りは「御塩守（塩ひと袋）」であり、日本中の「塩」の成分を比較分析した結果、「塩の精」が最も優れている伊豆大島から取り寄せたものであるとのご説明を受け、有難く頂戴した。

因みに、お守りの「お塩」を家庭での料理につかっていいものかを青戸宮司さんにお聞きしたら、「体内から浄める」とも考えられ、ご自由にどうぞとのご託宣であった。

⇒　賣布（めふ）神社のＨＰ：　http://www.shinbutsu.jp/?ID=42

 

３．還暦同窓会：　１８：３０開始　（於：松江東急イン＜駅前＞）

（写真１・・全員写真）

◆参加者：１００名。

・内、近畿からの参加者は中山ゆきよ（１Ｒ）、森光雄、山田敬子（３Ｒ）、森藤哲章（５Ｒ）、梅木隆志、萩田治、田中由美子（６Ｒ）、森川葉子（７Ｒ）、松本耕司、西村幸子（９Ｒ）の１０名。

 

松江北高の威風堂々たる校章旗、校歌旗が正面演壇を飾る中、金平会長の開会挨拶に続き、ご来賓であり、先輩であり、恩師である現双松会長の松本幹彦先生のご祝詞をいただいた。高校１期の松本先生が我々が入学した頃には、まだ３０歳になられたばかりの若さであったことをお聞きし会場がどよめく中、先生の温顔慈話に感激・感謝の念を新たにした。（写真２）

・続いて、同期で物故された方々１７名のお名前が読み上げられ、あまりの早い別れに全員でひたすら黙祷の誠を捧げた。

・その後はルームごとに別れたテーブルでの歓談。その若さ、意気軒昂さに本当に

還暦はまだまだ子どもなのかもしれないとあらためて実感した。

・クライマックスの余興は、隠岐・知夫村出身の西谷信幸氏が西谷氏を親方と呼ぶ

社中の方々（正式名不明）を引き連れての「しげさ節と皿踊り」の披露で、本場の歌（喉？）、三味、踊りにヤンヤの大喝采が飛んだ。（写真３、４）

・締めは、校歌「山脈浮かびて」の大合唱でおおいに若き血潮をたぎらせ、そのあと

は、校章旗・校歌旗の前でのルーム別のなだれを打って記念撮影をして、ようやく一次会はおひらきとなった。以上、全員怪我人ナシ。不祥事ナシ。

（写真５・・・１Ｒ、写真６・・・２Ｒ、写真７・・・３Ｒ、写真８・・・４〜５Ｒ、写真９・・・６Ｒ、写真１０・・・７〜８Ｒ、写真１１・・・９Ｒの皆さん）

 

４．同、二次会：　開始時間不詳　（於：東急イン内ラウンジ）

・ほとんど全員が残っての二次会、楽しげな様子は写真でご覧ください。解散時間不詳。
（写真１２、１３、１４）

 

５．同、三次会：　すべてが不詳。　（於：松江市内各所）

 

卒業以来、大きな節目では必ず在松江の幹事が同期会を開催してくれてきたが、今年の還暦同窓会は流石に格別の感慨があり、北高に学んだことを心から幸せに思ったひと夜であった。毎年開催をと言いたいところだが、学年全体の規模ではやはり５年後が妥当なところであろうか？　それまでは健康でありたいと強く思った次第である。

余談であるが、何と我々の同窓会のあと、松江はご承知の梅雨の大雨でついには大橋川が溢れる騒ぎとなったが、次回はこんなことのないよう、皆、益々精進潔斎を重ねようと決意した筈であることを付け加えて、報告を終わらせていただく。