第12回落語鑑賞会  
                                 
日時/令和5年4月16日(土)午後1:00~4:30
会場:「天満天神繁盛亭」(大阪市北区天神橋2-1-34)


コロナ禍のため平成31年(2019年)3月以来開催を見送ってきたので、今回は4年ぶりの開催となりました。
今回から23期の松本幸子さんにお世話をしていただくことになりましたが、熱心な参加募集に努めていただいた結果、37名と過去最多の参加となりました。
当日は林家菊丸師匠の「文化庁芸術祭大賞受賞記念ウィーク」の千秋楽ということもあって、会場は大入り満員札止めの盛況になりました。
出演者と演題は下記の通り盛沢山でした。

1.笑福亭大智 「看板のピン」
2.林家染吉  「狸の鯉」
3.桂鯛蔵     「紙入れ」
4.内海英華  「女道楽」
5.桂よね吉    「お菊の皿」
6.笑福亭松喬 「月に群雲」
7.露の眞    創作「合コン?」
8.笑福亭由瓶 「やかんなめ」
9.林家菊丸    「井戸の茶碗」 

「口上」では主役の林家菊丸師匠を中央に、司会の笑福亭由瓶、笑福亭松喬、内海英華、桂よね吉の各師匠が壇上に並び、「口上」に限って写真撮影が許されるとのことでしたので、最前列からスマホで写しました。
   

            左から、司会の笑福亭由瓶、笑福亭松喬、林家菊丸、桂よね吉、内海英華、の各師匠








         




   

記者個人の感想ですが、今回はすべて初めてお目にかかる噺家ばかりで、ネタも「お菊の皿」、「井戸の茶碗」以外は初めて聞くもので新鮮に思いました。それぞれ熱演で、久しぶりにおおいに笑えました。関西の落語界の層の厚さを改めて感じました。
特に、角刈り頭が印象的な7代目笑福亭松喬師匠の風貌と、得意な「盗人噺」である「月に群雲」の軽妙な話術に惹かれました。ネットで師匠が阪急ブレーブス時代からのオリックスファンだということを知り、一層親しみが湧きました。
また、今回の主役である林家菊丸師匠の、善人揃いの人物が登場する「井戸の茶碗」の人情噺の人物表現話術は、さすが芸術祭大賞受賞者の芸だと納得できる熱演でした。

14期の参加者小泉勝是さんからは、下記の感想をいただいております

全ての落語家の皆さんの演技が良かったですが、私は特に英華さん、よね吉さん、松喬さんの演技や話術に感動でした。でも最後の菊丸さんの演技や話術は断トツで、流石に文化庁芸術大賞受賞しただけの力量は大したものだと時間が経つのも忘れるくらいのめり込みました。

最後に、今回の鑑賞会のお世話をしていただいた、23期松本幸子さんからのコメントを下記に紹介します。

落語鑑賞会にご参加してくださった皆様方が楽しんでいただけたとお聞きし、大変嬉しく存じます。
初めての担当でしたので、また、これまで1度も参加したことがなかったものですから、松本会長さまに1から10まで教えていただきながら、当日を迎えることができました。この場をお借りして、松本会長さまに厚くお礼を申しあげます。

私に届いた落語鑑賞会の感想をご紹介いたします。
●昨日は大変楽しい時間を有難うございました。かつて桂枝雀のCDを集めた頃を思い出しました。
●今日は落語会お疲れ様でした。偶然とは言え、とても内容が良くて良かったね👏👏👏👍👏👍
 口上も初めて聞きました。楽しめました。
● 林家菊丸さんの落語、素晴らしかった‼️他の出演者も上手かったですね。ますます落語が好きに
 なりました。
●バラエティに富んでいて落語の奥深さを感じました。先々まで楽しめそうです。

皆様、また、来年お会いしましょう❗️
お待ちしています❣️
     落語鑑賞会担当 松本幸子




当日の参加者(敬称略、期順、( )内は期) 写真に写っていない方もいます。
田村 稔久(6)、廣政 俶彦(7)、押田 良樹(11)、田村 廸子(11)、湯川 好満(11)・ご友人、安部 正毅(13)・ご家族、加藤 巡一(14)・ご家族、小泉 勝是(14)
三好 洋二(14)・ご家族、佐々木 康雄(16)、松本 耕司(16)・ご家族、森藤 哲章(16)
柏木 薫(17)、佐野 和子(20)・ご友人、三好 資子(20)・ご家族、朝比奈 博則(23)
近藤 文雄(23)、後藤 和彦(23)、松本 潤(23)、小松 久美子(23)、西村 充子(23)
松本 幸子(23)、山口 紀子(23)、 宍道 弘志(31)・ご家族、中倉 行彦(33)
木村 恵吉(近畿松江会)、竹谷 奬(近畿松江会)・ご友人、田中 裕子(近畿松江会)