第8回 「文楽」鑑賞会

・日時:平成25年7月21日(日)午後2時〜5時30分
・会場:国立文楽劇場

8回目を迎えた文楽鑑賞会、今回はゲストを含め22名と第1回目の36名に次ぐたくさんの参加者がありました。
今回は夏休み文楽特別公演の第2部名作劇場「妹背山婦女庭訓」を鑑賞しました。演目は全五段のうちの四段目
の「井戸替の段」、「杉酒屋の段」、「道行恋苧環」、「鱶七上使の段」、姫戻りの段」、「金殿の段」で
休憩を入れて3時間半の長丁場でした。
蘇我入鹿など大化の改新前後の人物を題材にした物語ですが、史実とはかなりかけ離れた筋で真面目な歴史好き
の人には戸惑いがあったかもしれません。
またヒロインである造り酒屋の町娘お三輪の哀れな最期などは、いつもながら文楽作品として、
自己犠牲が尊いものとされる時代の価値観を理解していないとしっくり共感できないところもありました。
それはそれとして、太夫、三味線、人形遣いの三位一体のいつもながらの熱演には暑さを忘れさせるものがあり、
十分見ごたえがありました。