平成22年度近畿双松会総会・懇親会

平成22年11月28日(日)正午〜午後3時45分 於:大阪市中央公会堂・中集会室

大阪市中央公会堂での開催は従来からの夢でありましたが、利用希望が多く抽選となるためなかなか実現しませんでした。このたび願いが通じ運よく抽選に当たり夢が実現しました。
会場となった3F中集会室は高いアーチ型の天井に創建当初からのシャンデリア、ステンドグラスなど、まるでヨーロッパの宮殿を思わせる雰囲気で、国の重要文化財に指定されているこの公会堂の人気もあったのか出席者は昨年を大きく上回る132名を数えました。
 
出席者名簿


式次第

第一部は司会者三好資子さん(20期:北8期)の開会の辞に始まり、「赤山健児の歌」、「さんみゃくうかびて」の各1番を斉唱(全曲は懇親会の最後に)、物故者への黙祷、来賓の紹介と続きました。
来賓として松江から双松会の庄司肇会長(11期)、金平憲幹事長(16期:北4期)、母校松江北高校から勝部昌幸校長(21期:北9期)、松田龍志教諭(21期:北9期)、東京双松会の石倉義朗会長(6期)、泉宏佳事務局長(14期:北2期)、近畿松江会の竹谷獎事務局長をお迎えしました。

続いて押田会長より挨拶があり、念願の会場での開催を喜ぶとともに、130年を超える母校の歴史を反映して出席者に69年の年代差のある同窓会は稀有であり、世代を超えた交流の場にしてほしい旨の話がありました。

来賓の皆様からは本会開催への祝意をいただいたほか、庄司双松会会長からは双松会の最近の活動について
@双松の二代目松の植え替えが無事終了しその後も順調に根付いていること(本ホームページ「母校の「双松」の植え替え工事完了について」ご参照。)
A母校の創立135周年記念式典が本年11月19日(土)ホテル一畑で開催されること。
B5年ぶりの同窓会名簿の改定発行(10月予定)に着手したので協力を願いたい。 
C松本幹彦前会長の指揮のもと、母校の同窓会記念館所蔵の関係資料を会員の閲覧に供すべく精力的に整備を開始しているとのお話がありました

勝部松江北高校長からは「母校の今」のレジメを元に母校の最近の状況の紹介があり、生徒に対しては校訓である「質実剛健」の精神をあらためて柱として意識し実践することと、「夢 湧く」をキャッチフレーズとして夢に向かってあきらめないで前に出る努力を呼びかけ指導している旨のお話がありました。

石倉東京双松会会長からは卒業生の支えとなるためには全国各地域の双松会会員の同窓会活動が活発化することを望ましいと考えており、そのためには同期会が基本となり双松会組織につないでいくことが大切であること、更に全国各地の同窓会をネットワーク化して連携してより良い活動を目指して行くことを提案したいとのお話がありました。

続いて総会議事に入り、議事1として松本耕司事務局長(16期:北4期)から活動報告、会計報告、梅木隆志次期監事候補(16期:北4期)から監査報告があり承認されました。
議事2として松本事務局長より役員の選任の提案があり承認されました。

第二部の講演会は島根県産業技術センター所長の吉野勝美氏(11期:当会会員)に「島根・松江の振興に微力を捧げる一刻者のつぶやき」〜あらためて知る魅力と誇りと可能性、それとちょんぼしのはがゆさ〜の演題で講演をいただきました。
吉野氏は島根県の産業振興のため文字通り東奔西走の精力的な活動をされており、プロジェクターの写真などをフルに使っての講演は、島根の先端技術の潜在力・可能性から古事記出雲神話まで話が及び氏の故郷にかける熱い思いが伝わり、同時に我々に故郷に対する誇りと希望をあらためて感じさせる内容でした。

第三部の懇親会は松本潤さん(23期:北11期)の司会で幕を開け、土田和男さん(16期:北4期)制作の本年度の活動紹介スライドショーを視聴後、双松会幹事金平憲さんのご発声による乾杯後懇親会に入りました。
期ごとに設営されたテーブルで話が弾みましたが、やがて席を移動して新旧入り混じっての交流歓談も盛んになりました。

宴も佳境に入りスピーチタイムになり、まず一双会(中69期・1期同窓会)を代表して苅田運三郎さん(1期)から会の活動状況や、当時の先生方や級友のニックネームを集めた試みなどのお話が披露されました。東京双松会の泉宏佳事務局長(14期:北2期)から盛会をお祝いする言葉とともに東西相互に良い点を吸収し合いよりよい活動にして行きたいとのお話がありました。会場の中央公会堂の補強工事に仕事上(建築・設計)関係した貴重な経験を持つ三成宏二さん(16期:北4期)と宍道弘志さん(31期:北19期)から思い出と感想が披露されました。
学生ゲストの松浦祐介さん(58期:北46期)、小林淳志さん(59期:北47期)、山本佑馬さん(59期:北47期)が紹介され壇上に上がりそれぞれ抱負を語り激励の声を受けました。飛び入りで最年長の山本洋さん(中59期)が古賀メロディの「影をしたいて」をお年を感じさせない声量で熱唱され喝采を浴びました。
最後に来賓の竹谷獎近畿松江会事務局長から会の紹介がありました。近畿松江会は平成17年3月の松江市と近隣7町村の大合併を機に設立の機運が高まり、平成18年10月に設立されました。近畿双松会からも多くの会員が役員などの形で参加しています。HPはこちらです。

宴も終わりに近づき恒例の記念撮影は名カメラマン土田和男さん(16期:北4期)の指揮により5組に分かれ無事撮影が終了しました。
続いて校歌斉唱、第一部で歌えなかった全曲を思う存分歌いました。昨年から恒例化した若手ソングリーダーズが壇上に上がってリードしました。

最後に吉田祝雄さん(中62期)の力強いご発声による万歳三唱で楽しい懇親会はお開きとなりました。
土田和男さんのほか村田貢さん(22期:北10期)と達山暢さん(29期:北17期)が精力的に撮影を担当してくださいました。その写真を下記でご覧下さい。

写真1:土田和男さん撮影 総会・講演会・懇親会
写真2:村田貢さん撮影 懇親会
写真3:達山暢さん撮影 懇親会
写真4:土田和男さん撮影 集合写真

なお会員の方でオリジナルサイズの写真をご希望の方は卒業期とお名前を記載の上、下記アイコンをクリックしてメールにてご連絡ください。添付ファイルで返送します。写真の番号は希望の写真の画面上で右クリックし「プロパティ」で表示される番号でお知らせください。