平成21年度近畿双松会総会・懇親会

2009(平成21)年度 「総会 懇親会」報告(兼)年間活動方針報告

                                                                            事務局長 松本耕司(北4

1.平成21年度は巡航運転初年度の年

  2008(平成20)年度の設立50周年記念総会を、160名近い多数の参加者を得て盛大に開催できたことは真に喜ばしいことでありました。一方で会員の皆様から多くのご寄附をいただき、又、大いに汗をかいていただいての開催であったことも事実でした。

そこで、新年(昨年)役員会での協議の結果、下記のような運営骨子を了解いただきました。

■平成21年度 運営の基本

50周年記念総会」をめでたく終え、次の50年に向けてスタートを切る年。 

@     100年継続」には活動のメリハリが必要。

           5年ごとの「周年記念事業」と、中間4年間の「通常年事業」を区別して考える。

A     通常年」は年会費収入の範囲内で運営する。 (寄付に頼らない)

B     50周年事業」を終え、本年度は思い切った「経費節減」に取り組む。

・「会報」は周年ごとに記念号を発行することとし、通常年は簡易版とする。

・「名簿」も通常年は加除名簿のみとする。

通常年初年度である本年は、総会開催を中心に、諸行事は所謂、巡航運転で運営していく。

 

2.本年度開催の諸行事

           ⇒諸行事報告 (諸行事写真はホームページ左側メニュー「行楽会」、「ゴルフ会」からご覧になれます。)

 

3.総会 懇親会の会場と参加者

@「会場」・・・長年、利用してきた大阪駅前・阪神百貨店の会場が外部利用不可となり、役員一同、会場を捜し歩いた結果、北区堂島浜の「中央電気倶楽部」がその歴史的なたたずまいから会場として適当と判断しました。
(結果は期待に違わずで、大いに皆様のご満足をいただけたと思う)

A「参加者」・・・記念総会の反動は必ずあるはずと心配し、事実、なかなか参加者も増えず気をもみましたが、締切間際に申込みが集中し、例年通りの出席者となりました。   
参加者募集も自然のままの巡航運転でしたので、あらためて当会の地力を感じた瞬間でもありました。
     ⇒出席者名簿

4 .会長の交代

 夏頃、永江幹雄会長(北1)からご体調の不良によるご勇退のお申し出をいただきました。ご体調のことでもあり、当会としてはこれを了承し、早速、会則の定めに従って協議を重ねた結果、当初は固辞を重ねられましたが、最終的には押田良樹筆頭副会長(高11)に第8代の会長をお引き受けいただくことになりました。
永江会長の多年にわたるご貢献に心から感謝を申し上げるとともに、本年度の総会は「会長の交代」を皆様にご承認いただくことが最大の議題となった次第でありました。 

4.第一部 :平成21年度総会

 天候にも恵まれ、皆さまの集合も順調で、受付は池田喜美代幹事(北7)、三好資子常任幹事(北8)、橘千里幹事(北11)、富岡幸子幹事(北23)にご担当いただき、中央電気倶楽部の5F会議室で定刻どおり開会することができました。
又、松江からのご来賓は、新しく双松会会長になられた庄司 肇様(高11)、同じく幹事長になられた金平 憲様(北4)、母校からは永瀬嘉之教頭、松田龍志教諭(北9)の4氏に、飛び入りでご参加いただいた奈良井重則様(北1)を加え、5名をお迎えしての開催となりました。

司会は松本事務局長が担当し、まず、最初に校歌斉唱、次いで物故者に黙祷(別掲)を捧げた後、庄司会長、永瀬教頭からご来賓のご挨拶をいただきました。

総会議事は、通常議事に先立ち、まずは事務局長より「会長の選任」についての今日までの事情報告をおこない、満場一致で押田良樹新会長が承認され、押田会長からは新会長としての所信と近畿双松会に寄せる思い、ならびに会員の皆様にご協力を呼びかけるご挨拶がありました。⇒「ご挨拶骨子」は別掲のとおり。
続いて、押田良樹会長を議長に選任し、巡航運転初年度の年としての「活動報告」、「会計報告」が松本務局長によって報告されました。⇒「活動報告書」、「会計報告書」は別掲のとおり。
続いて、高本 薫監事(北1)から適正に会計処理がおこなわれていることの監査報告がなされ、満場一致で「活動報告」、「会計報告」は承認をされ、総会は無事終了しました。

5.第二部 :講演会

 総会に続いての講演会は、「船乗り時代のよもやま話」と題して荒銀昌治様(68)から(株)商船三井での長い船長生活で得られた貴重なお話を講演いただき、世界の海を股にかけてグローバルに活躍をされた荒銀先輩のお話に、参加者一同、多くのご示唆をいただきました。

   ⇒ご講演骨子

 

6.第三部 :懇親会

 続いて、中央電気倶楽部の伝統がたっぷりと込められて、荘重な感さえする5Fホールに会場を移し、渡辺悟副会長(北8)、岩田一志常任幹事(北7)、村田貢幹事(北10)が参加者を会場に案内し、音響と映像は、石橋敏幸(北17)・宍道弘志(北19)の両常任幹事と森脇泰雄会員(北11)が担当して準備は万端整い、松本潤常任幹事(11)の司会のもと懇親会が開催されました。
 最初に、土田和男常任幹事(北4)撮影による、昨年5月に12年ぶりに開催された「ホーランエンヤ」の壮麗な写真絵巻がスライドで紹介され、会場は一気に松江情緒に包まれました。
続いて、押田会長が自ら作成されたこの一年間の行事アルバムがスライドで放映されて、元気だったこの一年の活動を振り返りました。

会場内のムードも高まる中、乾杯の音頭は双松会の金平新幹事長にお願いし、幹事長もホーランエンヤの町内の役員をしておられるとのお話のご披露もあって、なごやかに乾杯!! 懇親会がにぎやかに始まりました。 

なごやかに懇親会がすすみ、土田常任幹事と山根康弘幹事(北31)の両カメラマンにあちこちのテーブルからひっきりなしに声がかかる頃、初めて総会に参加された野津さとみさん(北17)の誕生日が丁度今日であることが紹介され、仲間から即席で準備されたケーキとろうそく、そして松本幸子さん(北11)のリードで全員で「ハッピーバースデー」を大合唱するなどの楽しいハプニングがありました。 

又、今年の新卒参加者は石橋和代さん(北48)おひとりでしたが、壇上で松田龍志先生の励ましの言葉をいただき、元気に我々先輩へのご挨拶をいただきました。 

中学や出身町内やクラブが一緒など、さまざまな旧知を求めてそれぞれがテーブルを往来される中、楽しかったひと時も漸く終りに近づき、いよいよ全員が心を一つにしてのイベント、記念写真と校歌斉唱を迎えました。

記念写真(別掲))は会場がレトロなだけ光量が少なく、土田カメラマンが大いに撮影に苦労する中、4組に分かれて壇上にあがるという大作業を、皆さんの協力でとにもかくにも無事に撮り終わることができました。(出来上がりの質が昨年より落ちるのは光量のせいですのでご勘弁くださいとのカメラマンからの伝言です)

 続いて、最後の楽しみである二つの校歌「あさひたださす」と、「さんみゃくうかびて」全曲の大合唱に移りました。今年は趣向を変えて、若手を中心にのど自慢の方々が壇上にあがり、全体をリードするというチアリーダー付きの大合唱となって、北高入学時に応援の練習をさせられたことを思い出す、不思議な一体感につつまれた校歌斉唱になりました。これも新たな近畿双松会名物にしたいものです。

なお、壇上にあがっていただいた勇気ある9名の方々は次のとおりです。
(敬称略)渡辺悟・三好資子(北8)・竹内博子・木田京子(北15)達山暢・野津さとみ・浜野則子・廣瀬弘美(北17)石橋和代(北49 

最後に今年の締めの「万歳三唱」は出席者最年長の肥塚隆正様(中63期)にお願いし、来年の再会を念じて、声高らかに万歳三唱をし、無事おひらきとなりました。―― だんだん。

   総会・懇親会の模様はこちらでご覧下さい。⇒当日の写真